水安全計画

「水安全計画」を改訂しました

新潟東港地域水道用水供給企業団では、『安全・安心・安定』をモットーに、良質な水道水を供給するために、水源から供給地点までの各段階において、水道施設の改良・更新・監視体制の強化に努めてきました。

一方、近年「おいしい水」ということも水道水に併せて求められており、水質管理の一層の強化が望まれています。

当企業団では、浄水処理における水源管理・浄水管理・送水管理・水質管理等の管理全体を体系化した総合的な管理システムの維持管理水準の向上を図り、安全でおいしい水の供給を確実にする体制整備の充実を目指すために、平成24年4月に企業団の「水安全計画」を策定し、毎年度見直し(レビュー)を行いながら運用を行っています。

水安全計画とは?

水源から蛇口までのあらゆる過程において、水道水の水質に悪影響を及ぼす可能性のあるすべての要因(危害)を分析し、これに対する方法を予め定めておくリスクマネジメント手法を取り入れたシステムです。世界保健機構(WHO)は、2004年に「飲料水水質ガイドライン(第3版)」において、「Water Safety Plan」:WSP(水安全計画)」を提唱しました。わが国においても水道事業体に、この水安全計画の策定、またはこれに準じた危害管理体制の推進を推奨しています。