電気・計装設備工事及びその他これらに類する受託(補償)工事等に係る事務費算定要綱
制定 平成19年10月29日
(目的)
- 1この要綱は,新潟東港地域水道用水供給企業団企業長が当事者となって締結する受託工事契約または,補償工事契約等に係る電気・計装設備工事及びその他これらに類する工事の受託事務費の算定について定めるものとする。
(適用範囲)
- 2この要綱の適用を受ける工事契約は,第1項で定める電気・計装設備工事及びその他これらに類する工事とする。
(用語の定義)
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3この要綱において,次の各号に掲げる用語の意義は,それぞれ当該各号の定めるところによる。
- (1)事 務 費次号から第4号まで定める費用の合計額をいう。
- (2)一般事務費新潟東港地域水道用水供給企業団が当該工事を実施するため直接必要な事務に要する費用であって,職員旅費,消耗品費,備品費,通信運搬費,印刷製本費,監督料等の人件費及び物件費をいう。
- (3)調 査 費新潟東港地域水道用水供給企業団が当該工事を実施するうえで必要な当該施設,管路等の設計及びそれに必要な地形測量,水質試験等並びに工事を実施するために必要な測量試験等に要する費用をいう。
- (4)工事雑費新潟東港地域水道用水供給企業団が当該工事の実施に付随して要する費用であって,工事の現場事務に必要な備品費,消耗品費,賃金,印刷製本費,光熱水費,通信運搬費,雑役務費,連絡旅費及び工程に関係ある職員の給与(退職手当を除く。)並びにこの費目から賃金又は給与が支弁される者に係る新潟東港地域水道用水供給企業団企業長が負担する労働者災害補償保険料等その他に要する費用をいう。
(算定率)
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4事務費は工事を次の各号に定める工事費の額と工事内容に区分して,順次に対応する率を乗じて得た額の合計とする。 ただし,当該工事を委託する者が,調査又は設計を独自に行った場合並びに当該工事中において,機器費が大半を占める場合等を勘案するものとする。
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通常の算定率
工事費 1,000万円以下の金額 1,000万円を超え3,000万円以下の金額 3,000万円を超え5,000万円以下の金額 5,000万円を超え10,000万円以下の金額 10,000万円を超える金額 一般事務費 6.0 4.0 3.0 2.0 1.0 調査費 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 工事雑費 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5 合 計 10.5 8.5 7.5 6.5 5.5 事務費 10.0% 8.0% 7.0% 6.0% 5.0% -
調査・設計を要しない場合の算定率
工事費 1,000万円以下の金額 1,000万円を超え3,000万円以下の金額 3,000万円を超え5,000万円以下の金額 5,000万円を超え10,000万円以下の金額 10,000万円を超える金額 一般事務費 6.0 4.0 3.0 2.0 1.0 調査費 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 工事雑費 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5 合 計 7.5 5.5 4.5 3.5 2.5 事務費 7.5% 5.5% 4.5% 2.5% 2.5% -
通常の算定率
工事費 1,000万円以下の金額 1,000万円を超え3,000万円以下の金額 3,000万円を超え5,000万円以下の金額 5,000万円を超え10,000万円以下の金額 10,000万円を超える金額 一般事務費 3.0 2.0 1.5 1.0 0.5 調査費 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 工事雑費 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5 合 計 7.5 6.5 6.0 5.5 5.0 事務費 7.5% 6.5% 6.0% 5.5% 5.0% -
調査・設計を要しない場合で,かつ,直接工事費中,機器費が当該工事費の8割以上となる場合の算定率
工事費 1,000万円以下の金額 1,000万円を超え3,000万円以下の金額 3,000万円を超え5,000万円以下の金額 5,000万円を超え10,000万円以下の金額 10,000万円を超える金額 一般事務費 3.0 2.0 1.5 1.0 0.5 調査費 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 工事雑費 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5 合 計 4.5 3.5 3.0 2.5 2.0 事務費 4.5% 3.5% 3.0% 2.5% 2.0%
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通常の算定率
(その他)
- 5この要綱に定めのない事項若しくは疑義が生じたときは,新潟東港地域水道用水供給企業団企業長が定める。
附 則
この要綱は,平成19年10月29日から施行する。